オール電化から「降りる」2014年07月21日 10:48

十数年前に父が病死した後、実家には残された母が一人で住んでいましたが、同居を請われて一緒に住むことになり、大がかりな改築を行いました。その際に年老いた母のことや我々夫婦もやがて老いてゆくことを考え安全面から「オール電化」を選択しました。電磁調理器の影響や深夜電力が原発を前提に成立していることは判っていたのですが、まずは「火の用心」が第一ということでの導入でした。工務店からは電気料金も大幅に下がるとの説明もされていました。

そして福島第一原発の事故です。

国・電力会社が進める原発政策の片棒をかついできてしまったことへの悔恨・・・。

あれほどの過酷事故を起しながら、株主の顔色を窺って、やみくもに再稼動に走る電力会社。自らの無謬性と天下り先にしがみついて反省の色さえ見せない無能・無策の官僚集団。国の将来など一顧だにせず経団連と共に現世利益に群がる蛆虫政治家達・・・。

とりあえず「オール電化」は降ります。

我が家にとってのオール電化の総括

・原発の稼動が前提となっている

 基本的に、発電量の増減調節ができない原発の夜間余剰電力の
  「はけ口」として考案されています。我が家は、以下の理由で
  原発に反対してきました。

 ①核の力は宇宙の進化の原動力であり、現時点では人類がコントロールするには無理があります。

 ②原発を動かした後の使用済み核燃料をはじめとする、数十万年単位で保管せねばならない「核のゴミ」については、その後始末は人智を超えています。基本的には出さない(原発を動かさない)以外に方法はあり得ないというのが現状です。

 ③あらゆる機械は故障します。万一故障した場合の影響が福島に見られるような過酷なものになる機械を私たちは動かすべきではないと考えます。

・節電の効果が出難く、低コストにならない

  深夜の余剰電力を自動的に運転される仕組みを使い大量の湯を 
  作ることで消費することを
主な柱としています(事実上それだ 
  け)。この仕組みゆえに過大なアンペア契約を要求される
こと
  になります。もともと野放図に大量の電気を使っていた世帯に
  は効果があるかもしれま
せんが、この契約に制約され個々の世
  帯での節電(経済的な倹約も)を大変難しくしています。

・停電時に調理も出来なくなってしまう(インフラの集中)
 3相交流の200Vですので、多少は停電の確率も少なくなっ
 ていると思いますが、やはりライフラインは複数持っていたい
 と感じます。

・電磁調理器については電磁波の不安があります。と言っても、
 我々や母の問題ではなく、我が家をちょくちょく訪れる孫達の
 事です。やはり、子ども達の電磁波被曝は避けられれば避けた
 いと考えてしまいます。

 

【脱オール電化の考え方】

  年老いた母と同居しており、母の部屋を火を使わない電磁調理器にしたことで得られる安心感はあります。つまり電気の利便性を否定する訳ではありません。都市ガスから化学的に取出した水素を燃料電池を使ったエネファームなども検討してみました。しかし、技術(特に耐用年数)としては、まだまだ改善を要するものだと感じています。結局、現時点での選択肢は、オール電化を止め契約アンペア数を現行の60Aから20Aくらいに落とし、温水タンクを撤去し、都市ガスを復活させて、主調理器具と風呂をガスに変更する範囲とします。
その上で、目一杯、節電します。

 

【具体的な作業】

 ①主調理器具

   母の部屋はそのまま電磁調理器とし、我が家の調理コンロのみ
  都市ガスに変更します。変更は調理コンロの天板のみの交換で
  済ませます。

 ②風呂

   ガスに切り替えます。深夜電力による温水タンクは撤去し、ガ
  ス給湯に切り換えますが、我が家のオール電化では大変に問題
  になった「沸きまし(追い炊き)」について都市ガス導入で解
  決しそうです。

 ③電力契約

   現行の60Aをやめ、30Aできれば20Aでの契約を考えて
  います。最大の使用電力については、これから研究しますが、
  冬場のエアコン使用は母の部屋以外は極力控え、夏場も我々夫
  婦は既に扇風機主体となっています(一人あたり1.5台!)。

 ④屋根裏換気

   夏場は2階の屋根の昇温が激しく、屋根裏の温度は相当なものと
  なります。就寝時にエアコンではなく扇風機で十分なレベルま
  で温度を下げたい。又、同時にラドン濃度が1階(
12Bq/
  ㎥)より2階(
20Bq/㎥)の方が高いというヘンテコな現象
  が生じています。断熱材か天井材によるものと思われます。
  2階屋根裏の強制換気を行って、これらを共々解決したいと思
  います。最近、単に屋根裏の換気を行うのではなく、室内の熱
  を含んだ空気を天井裏に強制的に送り込みベンチレーターから
  熱を放出するという換気扇が発売されており、これを二台設置
  します。室内と天井裏に溜まった熱(+ラドン)を一挙にとる
  という便利な設計ですが、目論見通りゆくか愉しみです。

 ⑤その他

  1階の床下の通気を良くするために太陽電池で駆動するファン
  を数台設置して日昼は常時送風する仕組みを作ります。これは
  簡単だし、エアーサンプラーの試作時の残材が使えますので、
  自作したいと考えています。

さぁー、これで「脱オール電化」ついでに「脱エアコン」の省エネ生活に入れるか? 8月からの工事では、逐次、成果を報告しますのでお楽しみに。




第二自治会第一協議会第三自治区2014年07月21日 12:52

舌を噛みそうになる。
昨年11月から、長い間ブログの更新ができなかったのですが、その理由はQベク エアーサンプラーが高木基金・市民科学者助成対象に選ばれたことなどもありますが、もうひとつが、これ。
自治委員

自治会(爺々会)なんて、町内防火隣組やら国防婦人会といったものの「なれの果て」くらいに考え、なるべく近寄らないようにしていました。

個人的には、暮らし・地域といった小さなスケールの意思が復権できるかどうかが、この国の将来を左右すると思っているくらいなのですが、どうも、現在の自治会にそんな役割は期待できそうもない。

一昨年、北九州市が市民の不安を他所に「震災がれきの焼却」に踏み切った時に、市開催の説明会にイエスマン集団として大量動員されたのが、この自治会だったことからも判るように、都合良く使われている便利な団体といった感触を持っています。

私は、地方の会員3000名程度の小さな生協に入職しました。退職時には九州~関西までに30万人の会員を抱える程に統合・成長するまでの様・・・得られたものと失ったもの・・・を見つめてきました。

組織というものは、2つの側面を持ちます。
ひとつは、「その組織の存在目的を全うする」機能であり、もうひとつは副次的なものですが、「組織を守る」機能です。

両者は本来連関しており、問題を解決する力があらばこそ守り・守られる組織となる筈なのですが、時間の経過とともに「組織を守るためにだけ存在する組織」という状況に陥ることが余りに多いのです。

自治会(爺々会)は、少なくとも私の地ではその典型と言ってもよろしい。

何も解決できないから自治会の加入率は50%を切っていると言われています(その正確な数字すら無い状態です)。

そんな自治会に、この春から深く関わるようになりました。私の住む第一協議会の協議会長が病を得て、続けられそうにないという理由で是非引受けて欲しいと要請されたのですが、私の方にも「自治会を梃子にして地域を考えることができるかも知れない」との考えがありました。

で、この協議会長を引受けたら、前任者がそうだったからと「自治会副会長」「町づくり協議会副会長」を押し付けられ、ついでに、近くの神社の総代職まで転がり込んできました。

いくら人材払底の自治会とは言え、これはちょっと酷いとは思いますが、次は何が出てくるのか、少し愉しみでもあります。